お知らせ

「泊まる」というより「暮らす」宿

旅館東籬は、
西陣織の発祥の地として名高い、
京都西陣に位置する
築百二十余年の町家を
リノベーションした旅館です。
今なお時間を紡ぎ続ける建物、
作り込まれた本格茶室と露地、
お香のかおりや
通り庭を抜ける風を
お楽しみください。

お部屋には、季節のお花や掛け軸が。朝食は、作家ものの器で茶庭の緑を眺めながら。普段の生活よりも少し贅沢な「ほっこり」で、旅の疲れを癒してください。
また、ご希望の方には本格茶室での茶道体験や生け花体験もしていただけます。
旅館東籬は夜お休みになるだけの場所ではなく、旅の思い出づくりにたくさん活用していただける場でありたいと思っています。

日常にある当たり前の贅沢を

文化と歴史を大切に引き継ぐきもち

母屋の中心に立つ七寸の大黒柱、そしてすぐ横の小黒柱。120年以上もの間、この建物を支えてきてくれたことを思うと、自然と手が伸び、この柱にそっと添えたくなります。その力を、ゆるぎなさを、実際に感じてみてください。
旅館東籬では、長年の雨風で丸みを帯びた石灯篭、一抱えもある太さの松の梁など、建物のいたるところに歴史を感じることができます。
私たちはこの建物の主人として、これからの一日一日を皆さまと共に、大切に積み重ねてゆきたいと思っています。